リサーチユニット・リサーチグループ
筑波大学リサーチユニット、リサーチグループについて
「新たな研究領域の創出」、「社会的・地球規模的な課題の解決」に対応する研究活動の加速化と対外的な可視化を含めた研究推進体制の充実・強化を図るため、分野の特性を踏まえつつ、筑波大学における部局の枠を超えた横断的かつ多様な学問領域の研究者群の組織化を推進するとともに、将来、我が国の当該学問分野をリードする中核研究拠点化やセンターとしての機能形成を目的として、全学的な新たな研究支援制度として「リサーチユニット認定制度」を創設する。
また、比較的小規模な研究グループを対象とし、その可視化を推進するため、系ごとに研究者群を登録し、ホームページ等を通じて対外的に発信する仕組みとして、「リサーチグループ登録制度」を併せて創設する。総称として、「リサーチユニット認定・リサーチグループ登録制度」とする。
※代表者の職位はリサーチユニット及びリサーチグループ申請時のもの
【リサーチユニット(図書館情報メディア系教員が代表者のもの)】
(複合系)
代表者:図書館情報メディア系・准教授 上保 秀夫
https://www.hcir.tsukuba.ac.jp/
必要な情報が必要な時に入手可能なAI社会の実現に向けて、公平性、説明責任、機密性、透明性、安全性を考慮した信頼できる人間中心の情報検索および推薦技術に関する研究開発に国内外の産学と連携して取り組む。
◆設置期間終了◆
HIIS (ヒューマン・インフォメーション・インタラクション科学)
代表者:図書館情報メディア系・准教授 真栄城 哲也
http://www.kc.tsukuba.ac.jp/hiis/
情報行動を人間の内的および外的の様々な要因について定量的に計測する方法の研究と、情報行動を多面的に捉えた統合モデルおよび情報行動を支援する方法論の構築を行う。
代表者:図書館情報メディア系・教授 杉本 重雄
http://www.kc.tsukuba.ac.jp/div-org/index-j.html
ネットワーク上で,知識と情報を探し、アクセスし、利用し、生産し、共有し、蓄積するために必要な技術を提供する基盤環境を作り上げることを目的とした研究を進める。
【リサーチグループ(図書館情報メディア系)】
(複合系)
代表者:図書館情報メディア系・助教 照山絢子
設置期間:2021年1月~2022年12月
本研究グループは、質的調査におけるデータ分析に機械学習システムを導入することによる効率化を目指すとともに、機械学習システムを通じて質的調査のデータ分析プロセスを明らかにする。
インタラクション
代表者:図書館情報メディア系・教授 井上智雄
設置期間:2021年10月~2024年3月
本研究グループは、「インクルーシブオンライン環境」の実現をゴールとし、その基盤技術となる多感覚の生成、伝達、共有技術の確立を目指すとともに、オンライン学習やテレワークの適用領域を拡大するための協調作業基盤の実現を図る。
◆設置期間終了◆
代表者:図書館情報メディア系・教授 佐藤哲司
設置期間:2012年7月~2013年3月
近年急激に利用が拡大しているツイッターを対象に、個々人の生活を便利・快適にする有益な知識を抽出し、活用する知識共有プラットフォームの核技術を確立する。
LAS (Library and Aged Society)
代表者:図書館情報メディア系・教授 綿抜豊昭
設置期間:2012年7月~2017年3月
公共図書館の高齢者サービスを一元的にとらえるのではなく、超高齢社会における地域運営の担い手として積極的に社会参加する高齢者を視野に入れたサービス・モデルを提示する。新たな「シニア・サービス」として位置づけ、今後の図書館サービスのあり方を検討する。
代表者:図書館情報メディア系・教授 逸村裕
設置期間:2012年7月~2013年12月
本研究は、現実世界のLC (ラーニングコモンズ)を発展させ、仮想世界(電子空間)のe-Learningシステムを相互に乗り入れ、相乗効果で機能拡大を図ろうという試みである。これにより情報とネットワーク社会の情報を結びつけ、質的な改善を図ることに独創性がある。
代表者:図書館情報メディア系・教授 西岡貞一
設置期間:2012年4月~2014年3月
近年、ミュージアムでは展示や教育活動にデジタルメディアを利用する機会が拡大している。これからの学芸員にはメディア活用能力が求められる。 本プロジェクトでは、デジタルメディアを使いこなすことのできる“デジタルキュレータ”を育成するための教育プログラムを開発する。
代表者:図書館情報メディア系・准教授 上保秀夫
https://www.facebook.com/iPractice.Tsukuba
設置期間:2013年8月~2018年7月
情報プラクティス研究グループ(iPractice)は、情報メディア社会における情報実践の実態調査、認知および行動データ解析、支援システムの開発と評価を通して、情報利活用のベストプラクティスを確立することを目的とする。
代表者:図書館情報メディア系・教授 吉田右子
設置期間:2013年7月~2016年3月
本系所蔵の図書館情報専門職養成にかかわる歴史的資料を対象に、図書館情報専門職に関わる研究・教育に資する「図書館情報専門職養成研究基盤アーカイブ」を構築する。このアーカイブを用いて、20世紀から21世紀にわたる図書館職員/図書館情報専門職の沿革、状況および展望を総合的に解明する。
代表者:図書館情報メディア系・准教授 宇陀則彦
設置期間:2013年7月~2018年3月
本研究グループは「知のサーキュレーション」というモデルを提案し、実際にシステムを構築することで「知識インフラ」の在り方について考察する。本研究では、「知のサーキュレーション」を“知識が再利用されることで、意味や価値が遷移し、新たな知識が生成されること”と定義する。
代表者:図書館情報メディア系・助教 寺澤洋子
http://slis.tsukuba.ac.jp/lspc/resgroup/index.html
設置期間:2014年7月~2018年3月
音は人々の間を取り持つメディアであり,人間の心と身体,コミュニティや社会に働きかける作用がある。本研究グループでは,「音」を通じた人の振る舞いとコミュニケーションのあり方について先端的な情報処理技術を用いた研究を行い,音による表現やデザインへの応用を検討する。
代表者:図書館情報メディア系・准教授 関洋平
http://cu.slis.tsukuba.ac.jp/~seki/ssc.html
設置期間:2015年3月~2020年3月
ソーシャルメディアやオープンデータを活用することで住民との積極的な交流を図り,行政サービスの向上を目指すことは,行政機関にとって解決すべき社会的課題である。本リサーチグループでは,Twitterやブログにおいて広がる意見や経験を収集する枠組みを定式化することで,行政機関で得たいと考えている市民による生の声を獲得する。また,行政サービスに対する意見の体系化を進め,行政機関が意見を収集するための体系を提供する。さらに,市民に行政機関の比較情報を提供することや,積極的に意見を発信する市民を行政機関に推薦することにより,行政機関と市民とのコミュニケーションを支援する。
(理工系)
◆設置期間終了◆
代表者:図書館情報メディア系・教授 川原崎雅敏
設置期間:2013年7月~2014年6月
ビッグデータを多数の計算機で並列処理するHadoopのタスクスケジューリングは、ノード間のデータ転送を行う網の負荷状態を意識しないため、網輻輳が発生するとジョブ処理性能が低下する。網状態を意識したスケジューリング方式を開発し、実機で構成する実験網で方式評価を行う。